非言語的コミュニケーションをちょっと意識しようと思った話

公開: 2023-11-09 改訂: 2023-11-09

なんだかんだで、クロスフィットのボックスに通うようになって8ヶ月くらいが経過しました。

週1〜2回のペースを基本的にはキープできていて、体力がついてきた感覚も芽生えてきました。また、あんなにできなかった pull up ができた(キップあり)ので、目に見えて成果が出ていると言わざるを得ないと思っています。ええ、積極的に自分をおだてていますよ?

続けられている要因の1つに、僕がわりと1人でいるのが得意・慣れていることがあるかなと思っています。

僕はかなりの人見知りで、なかなかジムで仲良しの人を作るのは難しいし、会話をするのも得意ではありません。嫌いじゃないんですけどね。。

そんな感じで、うまく人とコミュニケーション取れていなくても、まあその場で運動する時間をやり過ごすのは得意なので、特に悩むこともなく続けられている気がします。変に馴染めないことを気にしていると続けられなかった気がします。

とはいえ、ある程度の期間を通うようになると、何人かは会話できる人ができてきました。これ自体はとても嬉しいです、本当に。

僕よりも長く通われている人たちが積極的にコミュニケーションをとってくれていることで僕も会話ができるようになってきました。

やっぱり僕も社会的動物なんだなと感じますが、やはりこれはなかなか気分がいいですね。

ここにいてもいいんだなという気持ちになってきますし、実際にクラスが始まっても楽しく汗を流すことができます。そんな時間が増えてきたように思います。

これについては、僕はどちらかと言うと『迎え入れてもらった』立場だと理解しています。

つまり、クロスフィットの先輩たちが僕という後輩に対して心地よい居場所を提供してくれたという構図なんじゃないかと思います。

であれば、次は僕が『先輩』にならないといけないと感じています。

僕と言う個人も周りの人たちの『環境』の一部なので、他メンバーさんたちが通っていて楽しいと思うような雰囲気を作っていく役割の一助にならなければいけないなと思うようになりました。同時期に入ったメンバーの方がいつからか通われなくなってしまっていたのも思い出して、もっと自分が居心地の良い環境を作っていけばよかったなという反省もありました。

さて、ようやくタイトルの回収をしますが、先日のクロスフィットで意図的に『非言語コミュニケーション』をやってみました。

具体的には、WODが終わったタイミングで参加者の皆さん全員と『グータッチ(拳と拳をぶつける動作)』をしてみました。

今までもやってもらっていたことはあったのですが、自分から全員にグータッチをしに行ったのは初めてです。

やってみて思ったのは、その日のWODの達成感というか、楽しさの度合いが増したように感じました。

ストレス発散の度合いが高いというか、とにかく心地よい感覚を抱きました。

また、僕はバスケットボール(B.LEAGUE)の試合をよく目にするのですが、選手たちはよくお互いに手を叩くようなコミュニケーションをすることが多いように思います。あれはどんな効果があるんだろうなと思っていたのですが、お互いに勝利という目標に立ち向かうために鼓舞しあったり、励ましあったりすることで信頼感を高めあうような効果があるのかなと考えていました。

クロスフィットでも、各人がそれぞれの目標に向かってトレーニングに励み、そのトレーニングの時間を有意義で楽しい時間にするために、非言語コミュニケーションはとても手軽で有効な方法なんじゃないかなと実感を持ちました。

受け取った側がどんな感想を持っているかは正直わからないので、そこを真面目に考えるとちょっと不安ではあります。が、運動がある程度好きな人が集まっていると思うので、そこまで嫌ではないだろうと割り切っています。

一つだけ懸念があるとすると、やっぱり僕がコミュニケーションが苦手なので「恥ずかしくなっちゃう」ことですね。

でも、「恥ずかしいけどやったほうがいい」ことだと思うんですよね。親孝行と一緒ですね。

皆さんが楽しめるような空間を作って、僕自身も運動を楽しんでしっかりコミュニケーションをできるところからやっていきたいなと思います。