胃腸の健康の大切さに気づいた

公開: 2023-11-23 改訂: 2023-11-23

先日、謎の発熱でぐったりしていました。

今思い返すと、確かに少し身体のだるさを感じていたのですが、いつものようにインドカレー屋でドカ食いして帰宅したのちに、38℃の発熱をしていたことに気づきました。

その後は、もう冷えピタやポカリスエットでひたすらウイルス(たぶん)との静かな闘争を繰り広げる時間でした。

こういう時、一人暮らしは不便です。

体調回復に向けた冷静な判断や行動を取る必要があるのですが、当の本人の脳がバグってしまっているので、マジでまともに思考ができませんでした。よくあの時、冷えピタだったりをきちんと装着する判断ができたなと自分で自分を褒めたいと思います。マジでよくやった、俺。

翌朝になり、多少熱は下がったもののやはり全体的なしんどさは変わりませんでした。

本当なら近くの病院に行くべきだったのですが、もうそんな余力すらありません。ひたするウーバーイーツでご飯を買い込んで辛抱するだけの時間を過ごしていました。

ちなみに、この時の僕の口癖が「絶対生きてやる」「死んでたまるか」でした。あまりにベタで面白くなかったので反省しました。

人の本質は逆境でこそ垣間見えるものだという話もございますが、どうやら僕は『ベタで面白くないやつ』が垣間見えてしまうようです。よし、絶対逆境に身を置かないようにしよう。

そんなこんなで、3日ほど寝込んでいたらだいぶ回復してきました。

すると、今度はお腹の辺りが苦しく感じるようになってしまいました。特に横になっている時がしんどくて、下痢とはまた違った、お腹が張って重たくなるような苦しい感覚です。

特に、睡眠時がかなり辛い状態でした。

どうしても睡眠中は横になるわけですが、寝初めて1時間くらいでもうお腹が気持ち悪くなり起きてしまいます。まともに寝られませんでした。

色々試行錯誤をして、うどんのような軽食を軽く胃に入れてみると少し楽だったので、それで少しでも睡眠時間を確保していたという感じです。

熱も下がって病院に行く体力が戻ってきたので、近くの内科を受信しました。

胃のレントゲンなんかも撮っていただいたのですが、お医者様から、

『胃がほとんど動いてないね〜』

『熱で身体がぐったりしちゃって、胃腸がもう頑張れないよ〜って状態になってるのかもね』

と言われてしまいました。

マジかよ。

ワシの体、そんなになるまで弱っていたのか!

実際、受診した時の1〜2時間前に食べたものがほとんど胃のなかに残っていたらしく、若い人の正常な挙動ではないみたいでした。

そこから胃腸を整える薬を処方してもらい、だんだんと回復してきました。

元気になってきてから振り返ると、確かにお腹が苦しい時の僕はかなり元気がなかったです。体調を崩す前に進めていた勉強にも手を付ける元気がなく、マジでぼーっと過ごしていました。映画見るくらいしかできませんでした(このタイミングで初めて『ショーシャンクの空に』を鑑賞しました。美しい物語で感動や。。)

改めて、胃腸が弱っていたり不健康であると、自分自身のモチベーションに影響してくるということを肌で実感することができました。

そういえば、、と思い出したのが『脳腸相関』という言葉です。

どうやら人間の体において、腸という器官は僕らの想像以上に重要な役割を果たしているようで、腸内環境の異常が脳に信号として伝わり、ストレスを感じるといった症状が現れてしまうそうです。

他にも、例えば幸せホルモンのセロトニンは腸(菅)で生成されてそれが脳に伝わることで精神的に安定するような効果が得られるそうです。

逆にいえば、自分が毎日を元気に過ごすために、胃腸の健康に気を遣ってあげることで、清々しい毎日を実現する確率が高まると考えると、とても良い学びだったなと思っています。脳の仕組みをきちんと理解して自分自身のメンテナンスをしていくことも大事ですが、加えて『腸』の仕組みを理解して自分自身のパフォーマンスを高めていきたいものですね。

めちゃくちゃしんどかったものの、経験に基づいた良い知見が得られました。